こんにちは!ふりなすです。
看護師として働き始めた1年目。
先輩看護師からのプレッシャーに押しつぶされそうな日々、「やめたい」と何度も思いました。
そんな中、6年目まで看護師を続けてきた中で乗り越えた”壁”と、どうやって乗り越えてきたかお話してみようと思います。
女性中心の職場
私の配属された職場は男性看護師が自分を含めて2人。もう一人の看護師は同期のプリセプターであり、チームも違ったため一緒に仕事をする機会が少なかったです。
病棟に配属されて何週間かたったころ、思ったことがあります。
「会話に入れない…」
昼休憩など休憩室で先輩たちが会話している内容は、職場の話・恋愛・美容の話をしており、入職したばっかりの男性看護師が会話に混ざって、気分を害してはいけないと静かに過ごしていました。
先輩たちから話を振られても、どこまで踏み入っていいのかわからず、話がとまってしまい、なかなか会話が行えませんでした。
「このままでは、孤立してしまう…」
そう思った私は、小さなことから始めてみました。
- 勤務時のあいさつをみんなが聞こえるように大きな声で
- 日々話しかけてくれる先輩看護師には、些細な話でも積極的に声をかける
- 話を振られたら、無理のない範囲で会話を続ける
大事なのはできるだけ自分という性格・特徴をさらけだしていくことが必要です。
そうすると不思議と先輩看護師から、「○○くんって○○好きなんだっけ?」と話しかけてくれるようになりました。
日々のケアや処置でもそうですが、”勇気”をだして、動くことで少しずつ変わっていくと思います。
先輩になって思いますが、先輩からは余計に新人さんにどこまで踏み込んでいいか不安に思う人は少なくないと思います。
技術不足とミスの連続
新人のころ、小心者の私はなにをするのも緊張していました。点滴ルートを確保するときは手汗と震えながらやっていました。
患者さんに見せるわけにもいかず、マスク下で、ひきつった笑顔を見せていました。笑
一番きつかったのは、ミスや不備の指摘。
点滴の滴下が早かったり、ケアの順番・準備が違っていた時に、先輩から指摘されたときは、ものすごく焦ったのを思い出します。
一生懸命にやっているつもりですが、空回りすることが多かったです。
ある日先輩から言われました。
「1年目はたくさん間違えてもいいから、繰り返さないようにしようね。」
この通り次にミスしないように、注意されたことはメモして記録するようにしましょう。
私は勉強したものに、付箋や青ペンなどで追加していきました!
同期と比べて落ち込む日々
私と同時に配属された同期はしごできでした。
「あれ…もうあの仕事自立してる…」
「自分まだ患者さんの検温してるのに、もうまわりおわってる…」
こんな感情は毎日感じていました。
しかし、仕事の遅い私の強みは何だろうと感じしていると患者さんから
「やっぱり男性の方は優しいね。」
患者さんと話すのは割と得意かもしれないとその時気づきました。
きっとどの看護師にも強みはあると思います。ぜひ、仕事の中で探してみてください。
積極性とは?
就職して一番怒られたことはこれです。
看護師としてのプレッシャー、慣れない社会人、女性社会、追われている仕事などなど、周りに注意を払っている状況ではなのですが…
看護技術は数です。何度も行っていくことで覚えていきます。
勤務がおしている状況で、受け持ち患者ではない方が急変した際になにも動くことはできなかったです。その時に先輩に、
「何をしているの?参加しなくてもいいの?入っていかないと経験にならないけど…それでいいの?」
仕事が終わっていないなかで、自分の経験のために行ってもよいことなのか…と思っていました。
実際に先輩に仕事を変わっていただき、急変の対応を行いました。
このように経験のために仕事を変わっていただける環境に恵まれていると、今では思っています。
大事なことは
積極的に参加すること
です。
まあ自分の仕事が終わっていなかったり、変わってもらうことで事故が起きてしまってはいけないので、バランスが大事です。
ナースコールの緊張感
皆さんの病院のナースコールは何の音でしょうか。
エリーゼのために、G線上のアリア、メヌエット…どれでしょうか。
仕事をしていないときでも、音楽が聞こえてきますね。笑
新人の頃はナースコールは全部重要な案件だと思って焦っていってました。
急いで行ってみると「なんだ…」というような要件も多いです。
緊張しすぎず、一度聞いてみて優先順位をつけて考えることが大切です。
まとめ
「もうやめたい」「つらい…」「むいてない…」など思うことはあるかもしれません。
日々経験していくことで、看護を行っていくことができるようになります。
一緒に頑張っていきましょう!
ではまた!
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